Q.E.D.

2009年8月29日 音楽 コメント (2)
Acid Black Cherryのアルバム「Q.E.D.」届いたー!
<CD収録曲>
1.Mother
2.cord name【JUSTICE】
3.Jigsaw ~ジグソー Q.E.D. version~
4.罪と罰~神様のアリバイ~
5.眠り姫
6.チェリーチェリー
7. 1954 LOVE/HATE
8. I’m not a ghost
9. 優しい嘘
10. 黒い太陽
11. Maria
12. 20+∞Century Boys 
(全12曲収録)

いや今回ヤバいよマジで。ハードな曲だらけで息つく暇もない。
多分アルバム内でのバリエーション豊富さで言えば前の「BLACK LIST」の方が上だと思うけど、その分勢いと全体の雰囲気づくりが凄いアルバムだと思う。
ハルヒは正直吹いたw

今回は実在の「ブラック・ダリア事件」をモチーフにした「ブラック・マリア事件」の真相を推理するというコンセプトアルバムになっているようなので
CDオンリー版付属のブックレットも合わせて、今度ちょっと推理に挑戦してみようと思うけど、とりあえずは曲だけ聴いた感想を。


・「Mother」
Janne Da Arcの「湖」っぽい幻想的な曲調。
アルバムの1曲目としてはOK。
「信じては欺かれて 愛しても裏切られて 誰かを"憎む"心と "絶望"をいつか知るだろう けど忘れないで 君は 君は 君は 間違いなく "愛"によって生まれてきたんだ」
って歌詞は深い示唆があるなぁ。

・「cord name【JUSTICE】」
「BLACK LIST」の「Murder Lisence」をかなり激しくした感じ。
「Q.E.D.」の方向性を提示する曲。ライブ映えしそう。

・「Jigsaw ~ジグソー Q.E.D. version~」
KOTOという人によって「Jigsaw」として全部英訳されてるわけだけど
読んでいると結構面白い点が。
「所詮自分のためじゃないのか?」→「Tell me that I am wrong」
「自分に酔ってるだけじゃないのか?」→「Tell me that I am wrong」
これは結構大胆な意訳。
でも確かに間違ってないし、ジグソー(Jigsaw)という曲の世界観からするとオリジナルより良いかもしれない。
それと横に載ってる日本語詞、シングル版は「子供が子供を腹み」となってたのが「子供が子供を孕み」に修正されてる…あれ、やっぱりわざとじゃなくてミスだったのか。あれくらいスタッフが気づけよw

・「罪と罰~神様のアリバイ~」
凄く良い。今まで聴いてきたJanneやABCの曲と比べてもトップクラスのインパクトがあった。
何かJanneやABCの曲聴いてるとデジャヴ感というか、ものすごく大袈裟な厨二風に言うと「俺の精神の深層に元々存在していた曲に再会した」ような…要するに「俺はこのメロディを本能的に求めていたんだ!」と感じることが割とあるんだけど
(この表現は流石に大袈裟過ぎるけど、間違ってはない。BUMPとかポルノとかも好きだけど、それらではこの手の感覚を味わったことは一度もない)
この曲は今までで一番激しくそれを感じた。メロディがすっと入ってくるこの感覚、本当に気持ち良い。

・「眠り姫」
何度聴いてもやっぱり良い曲なんだけど、今回に限っては空気読めと思うw
アルバムのコンセプトストーリーを理解すればまた印象も変わるのかなー。

・「チェリーチェリー」
前回の「Bit Stupid」にあたる曲。要するにネタ枠。
でも「Bit Stupid」同様、メロディや演奏自体はアルバムの中でも真面目に上位に来る。個人的には。
こんな良い曲に「アゲハ嬢」だとか「腐女子」だとか「ハルヒ」なんて歌詞が付けられるのはもったいないな、とは思うんだけど、それもまたABCの特徴、いや特長なんだと思う。

・「1954 LOVE/HATE」
タイトルの読み方「ないんてぃーんふぃふてぃふぉーらぶへいと」でいいのかな。
今までのJanneやABCには無かった曲で、yasuの新たな一面が見られたと思う。

・「I’m not a ghost」
これも「Murder Lisence」っぽいかな。
全体の雰囲気がかっこいい曲。上の「1954 LOVE/HATE」もだけど、聴けば聴くほど味が出てくるスルメの予感。

・「優しい嘘」
こんなに良くなるとは思わなかった。
シングルでは正直微妙(というかカップリングのカバー曲「ジュリアに傷心」の方が…とか思ってた)だったんだけど、アルバムに入るとやっぱり化けるね。
この化け方はBUMPのアルバムにおける「涙のふるさと」を思い出す。

・「黒い太陽」
前述の「罪と罰~神様のアリバイ~」と並んで今回の個人的メイン曲。
ただ「罪と罰」と違ってデジャヴ感は無く、むしろ全く未知の音楽としての衝撃を受けた。
こんな音楽が存在したとは…初めて聴いた時は本当に驚いた。もうカラオケ歌えるくらいは聴いた。

・「Maria」
Janneの「Another Story」における「Rainy~愛の調べ~」…と思ったら途中で一気にアップテンポになった。これは正直裏をかかれた。
「透き通る世界がどこにもないとしても ただ一つの真実は君への"愛" "命"を"運"ぶことが"運命"なんだとしたら この命が目を閉じる時 最後に 優しく口づけて」
の部分が特に大好き。

・「20+∞Century Boys」
現在iTunesでの再生回数1位の曲(途中で何度かリセットがあったとはいえ、正直意外だった)だけあってもう聴き飽きたといっても良いレベルなんだけど、アルバムの流れだとまた別の良さが出てくるように思う。
「Another Story」で言うと「Shining Ray」と同じような立ち位置だと思うんだけど、「Maria」後半で盛り上がる部分があったおかげであれよりは自然な流れで入れたと思う。
何だかんだで良曲、アルバムの締めとしては安心感がある。

・まとめ
今回も良いアルバムだった。
yasu単独作曲でもJanneに全く劣らない品質のアルバムを2連続で出してくるとは恐るべし。
特に「罪と罰~神様のアリバイ~」と「黒い太陽」は久々に衝撃を受けた。

コメント

nophoto
あしっど好き
2009年9月30日23:39

いきなりコメントすみません;
この記事無断転載されてますよ!!!

jigsaw KOTOで検索すると1−10の間に出てきます

こんなファンにはたまらないブログが無断転載なんて

あまりにも腹立たしかったので書かせていただきました。

これからも是非続けられてください、読ませていただきます(`・ω・´)

nophoto
Amy
2011年9月30日3:55

「所詮自分のためじゃないのか?」→「Tell me that I am wrong」
「自分に酔ってるだけじゃないのか?」→「Tell me that I am wrong」
じゃなくて、
「所詮自分のためじゃないのか?」→「Can it be that your love is for yourself?」
「自分に酔ってるだけじゃないのか?」→「You just love yourself」
の方じゃないですか?英語と日本語はsentenceの順番が違うことが多いから…

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