現状のポケモンに対するスタンスを一言で説明するなら「諦観」。

ポケモンバンクの件、あまりに予想通り過ぎて笑えますね。
BWの頃からこういうところは何も進歩してないんですね。進歩してないどころか、今回はゼルダその他のソフトにまで迷惑かけてる分悪化してますね。

例えばバンクとムーバーにしたって、先にソフトのDLだけさせておいて、後で鯖を解禁するとかすればeショップへの負担は少なくて済んだはず。でもそんなところまで頭回らないよね。

しかもポケモンバンク公式サイトからして凄いよね。
普通はこういう状態なら「現在『ポケモンバンク』『ポケムーバー』はダウンロードを停止しております。申し訳ございませんが云々」みたいな文章を見える所に置いておくだろうに、実際は小さい「※『ポケモンバンク』のダウンロード前に、必ずご確認ください。」ってリンクが張られてるだけだもんね。
目立つところで謝るなんてできないよね。
天下のポケモン様だもんね。
恥ずかしいもんね。



復帰したときから決めていたんですが、今のスタンスとしてはポケモンの運営サイドには一切期待をしない、最低の事態が起こるだろうと考えておくことにしています。大外れはしないですし。

俺は普通好きなものに関しては製作者、運営者、販売者全てに対して敬意を払っていますし、期待を寄せています。送り手と受け手が相互に信頼しリスペクトし合うのが正しいあり方だと思っています。
だからこそ出来るだけファンとして貢献しようという風に思っていますが、ポケモンにおいてのみはその限りではありません。現状、貢献したいなんて気持ちはこれっぽっちも持っていません。信頼も有りません。

BWの頃、引退することを決めたときの理由が「送り手に愛されない、それどころか送り手自身に貶められているキャラクターを、受け手として愛することはできない」というものでした。
今回復帰しようと思ったきっかけの一つが、漫画家の有賀ヒトシさんです。この人が心からポケモンを愛していることは、前から知っていました。
そんな有賀さんは今回、かなりの数のポケモンをデザインしておられます。
それを知って改めて気付いたんです。「体制全体は糞でも、一人ひとりの製作スタッフには愛がある人がいる」ということ。
だから俺も、公式がどうであろうと、勝手にポケモンを愛そうと思ったんです。
有賀さん以外にもいくつかきっかけはありますが、割愛。

「一切期待をしない」こんな覚悟を持ってまでプレイしようと思えるんだから、ポケモンは本当に面白いし、俺という人間の根っこにあるんだなとも思います。

昔の俺はポケモン(の、運営まで含めた全て)に対する神聖視があって、だからこそBWの頃は様々な事件に対していちいち怒っていたわけですが、ポケモンなんてこの程度だとわかった今ではもう、これくらいのことでは取り乱しません。

要するに、何が起きても「まあポケモンだしね、そりゃそうでしょ」と言える状態になりました。

とにかく今回の件で、俺はもう二度とポケモンを辞めずに済むだろうと確認できました。







ファンにこんなこと言わせないでほしい、本当に。

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