今年を振り返る

2014年12月31日 趣味
・MTGのめんどくさい面を知った
この点に関しては省きます。

・ボードゲーム
大学のサークルにボードゲームがとても好きな人が入ってきたのでいろんなゲームをやってます。
「ドミニオン」に加え、最近は「ダンジョンレイダース」「バイブルハンター」「ラブレター」なんかをよくやってます。
「バイブルハンター」は「イエス・キリストやモーセなどを召喚して戦う!」という説明だけ聞くとただのネタゲーのように見えますが、結構戦略性もあってエグいゲームになってて面白いです。笑えますけど。
ちなみにゲームデザインはTCGファンには有名なガッシュのカードゲームの人らしいです。

・ファイブカード
短い期間でしたし、夜の帳杯にも結局2回くらいしか行けていないのが残念ですが、ウィクロスでもMTGでも大変お世話になりました。
このファイブカードの開店以降、フリークス駅前店もデュエルスペースのあるお店に移転しましたし、ファイブカード閉店となってからはフリークスがMTGのイベントを増やしてくれるなどしています。
ファイブカードが新しく発掘したユーザー(MTGも他のTCGも)もいますので、ファイブカードは閉店したけどその影響は今後も長く残っていくのだと思います。
改めてありがとうございましたと言いたいです。

・ウィクロスをはじめた
これが自分の中ではやはり最大のトピックだったと思います。
今後TCGを本格的に(電源ゲーム版とか、お試しでちょっとやってみる程度でなく)やるとすれば遊戯王に復帰するかも?くらいだと思っていたのですが、ウィクロスにはまんまとやられてしまいましたね。
アニメも面白いし、ゲーム自体ほんとに面白いです。MTG勢にも是非機会があれば触れてみて欲しいと思います。
最大の特徴は2種類のデッキを使うことで、メインデッキとは別に白い裏面のカード10枚がいつでも使えます。
この10枚の選択が常に悩ましく、あちらを立てればこちらが立たないという葛藤を繰り返しながら構築することになります。
マリガンも「最初に5枚引いて要らないカードをデッキに混ぜてシャッフル、混ぜた枚数分引く」というシステムであり、ドロー運要素が非常に軽減されています。
かといって運要素が無いわけではありません。
このゲームは7枚のカードをライフとし、これらを全て破壊された上でもう一発食らうと終了というシステムで、削られたライフのカードが「ライフバースト」を持っていればそのライフバースト能力が発動する、というルールがあります。早い話がDMのシールドトリガーとほぼ同じようなものです。
このライフバースト運が適度な運要素を加えてはいますが、MTGのように土地事故で何もできないといったタイプの運ではないのが良いところです。
また、相手のシグニ(クリーチャーみたいなもの)を確実に倒せる場面でも殴らない方がいい場合も多く、むしろ何も考えずに殴ると不利になるだけです。安定行動というものがほぼ存在しないのでプレイヤーは序盤から終盤まで常に、それこそ「選択」を迫られることになります。
(これは正直なところ欠点だとも思っています。アニメで入ったTCG新規層にはあまりにもストレスフルで重たいゲーム性なのではないか?という意味で。でも自分はこれが好きです)
MTGは序盤からアド差を積み重ねて最終的に大きな差になって終わるというゲーム展開が多いですが、ウィクロスは最後の一撃が通るまでどちらが優勢かもよくわからないような試合が多く、1手のミスやライフバースト(DMのシールドトリガーみたいなもの)運で負けたということも多いので、詰めの場面での緊張感は凄まじいものがあります。この点はMTGならレガシーに近いかもしれません。
もちろん欠点は多々あり、一番はテキストの甘さ。MTGに慣れていると正直ひどいと言わざるを得ないレベルです。
またプロモゲーな面が否めないのもマイナスですが、これはまあ仕方ないのかな。強いプロモの再録なども結構頑張ってくれていると思いますし。
長々と語ってしまいましたが、このゲームは本当に面白いです。




以下、アニメについて。
最後まで見れていない作品も多いのですが、とりあえずの評価として。
今年見た中で、一定ライン以上に良かったと言える作品はこんなところ。
ジョジョ、SAO2、アルドノア・ゼロ、甘ブリ、いなこん、GF(仮)、ごちうさ、SHIROBAKO、selector、天体のメソッド、中二戀、のうりん、ハナヤマタ、Free!、劣等生
あと去年から継続の凪あす、劇場のたまラブも。
「ヤマノススメ」は面白いらしいので見てみたいですがまだ見ていません。

ランク付けするなら1位たまラブ、2位凪あす、3位ごちうさ、4位selector、5位ハナヤマタという感じです。
(SAOは原作信者ゆえにアニメ単体での評価はできないので外した)

・たまこラブストーリー
まだ見ていない人は絶対に見るべきだと言いたい作品です。テレビ版は見なくても概ね楽しめると思いますので。
長々とした考察記事を書いてしまったことからも分かると思いますが本当に好きです。大好き!としか言いようがないです。
実は個人的にこの映画で一番すごいなと思ったシーンは「リトルグレイ……」というつぶやきだったりします。
この作品、というか山田尚子作品の一番いいところはあれだけの作りこみをしていながら押しつけがましくないところだと思います。
たまこシリーズでは「宇宙(の入り口)」というタームがとても大切なものとして扱われていましたが、正直適当に見ていた人は全く気付かなかったんじゃないでしょうか?
もちろん適当に見ていた人を批判するのではなく(自分も多くのアニメは適当に見ているし、そんなの当たり前)、そういう見方でも存分に楽しめるように作っているのがすごいということです。
翻って「リトルグレイ」ですが、これは表面をなぞるだけの見方ではかんならしい変わったギャグとして笑えますし、「宇宙」の意味に気付いている人にとっては当然それ以上の意味を持つものになります。
他にもさまざまな隠喩(多くは力学や宇宙関係の言葉に)を使いながら、裏設定を語るのではなく、すべては表面上のストーリーを何重にも補強しているだけというつくりが非常に好みです。誰でも理解できるのに奥深い。美しいと思います。
「映画けいおん!」で自分が感じた良さを確かにそのまま受け継いで発展させていると思います。
素晴らしい作品でした。

・凪のあすから
反対に細部は割と適当な面も見受けられる作品だったと思いますが(おふねひきと結婚式を同時にやったのは未だに理解できない)全体としてはとても良かったです。
ドロドロと形容されることが多いですが、矢印の方向がバラバラすぎて状況がドロドロしているというだけで、登場人物はあくまでみんないい子。
ライバルを蹴落として自分が誰かの隣に座りたい、という人物はいないのです。
それなのに泥沼になっていくものだからもう切なくて仕方ない。
またこの作品についてはOPとEDが非常にいい仕事をしていたと思います。1クール目の夏、2クール目の冬の雰囲気は内容だけでなく主題歌が演出していたところが非常に大きいと思います。
あと美海ちゃんかわいい。

・ごちうさ
心がぴょんぴょんするんじゃあ~

・selector infected WIXOSS / selector spread WIXOSS
凪のあすからの後「花咲くいろは」「あの花」を見てすっかりハマってしまった岡田麿里さんがシリーズ構成を担当した作品。これのおかげでウィクロスに手を出すことになったわけです。
「その設定必要だったの?」とか思うことは結構ありますが、細かいことは置いといて非常に良くまとまった良作だったと思います。
他の作品にしてもそうですが、岡田さんの作品は厳しい現実を描きながらもその中に優しさが輝いているような感じが好みです。
ラストもまさにそんな雰囲気で、単純なハッピーエンドではないし、気になる部分も残っているのに、スッキリとした感覚で見終えることができてとても良かったです。
また岡田さんは実際にウィクロスをプレイされたそうで、「殴らないプレイング」というウィクロスの特徴的な部分がストーリー上の重要な仕掛けとして機能していたのが素晴らしいと思いました。
小さい台詞なのにあれだけで確かに「ウィクロスのアニメなんだ」って思うし、100点満点として5点くらいは稼いだと思います。

・ハナヤマタ
個人的に「けいおん!」に近い雰囲気を感じて好きでした。
…くらいしか言うことないですが。本当にいい作品でした。

・魔法科高校の劣等生
毎回お兄様をどう持ち上げるかを楽しむギャグアニメ。
24話は必見だと思います。劣等生のおもしろいところが全部詰まってるので。
(馬鹿にはしてないです。わざとやってるだろうし、よくここまで開き直れたなと思います)


そんなところですかね。
最近はアニソンの重要性を感じています。やっぱり良いアニメは主題歌も良いし、世界観に合った曲であることが多いと思います。

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